2005年 11月 07日

Blogの写真の方向性。

最近blogに掲載している写真に面白みがない。




なぜだろうと考える。自分の作風はまあ、置いといて、次の2点を考えた
まずは、ネット(ディスプレイ)を媒体にしてみる写真は、展示されているものやアルバムで見るものよりも心の揺れが少ない。それは写真によるレベルの違いも当然あるだろうが、たとえば、私の好きな森山大道の写真を展示、写真集、ネットで同じ作品を観ても、やはりネットは展示や写真集に劣る。それは、おそらく、展示を見るということは展示している空間をも体験することになるので、写真の芸術性だけでなく、空間の芸術性も体感することによるものだと思う。写真集なども、組写真の世界観や作品数もあるだろうが、手にとって写真集を見るという能動的な作業から生まれる、「サシの真剣勝負」という写真と自分の対峙の緊張感みたいなものが作用しているように思う。なら、ネットはなんだろうか。よくわからないが、何かが欠けている。
もう一点は、blogに掲載する写真は、かなり選ばれるということだ。
たくさんの写真系のblogの写真を見て来た。特徴としては、まず単作が基本となる。次に壁紙にも使えそうなデザイン性、かっこよさ、スマート、洗練がテーマとして選ばれる。これだけでもかなり作品が絞り込まれる。さらにこれに、人はあまり撮らないとか、植物が好きという自分の嗜好が入り込むともっと絞り込まれる。Blogベースに写真を考えるとあっというまに表現の幅が狭まる。
まあ、こうした特性の中で、自分の表現が狭まるのはちと気に入らない。私は別にblogをベースに活動しているわけではないので、あまり意識してなかったが、今後はblogに掲載する写真も少し志向を変えてみようと考えてたりもする。
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by stoneroses8010 | 2005-11-07 01:20 | 我思ふ


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