2007年 03月 26日

修了式その2

写真のクラスの修了式。
まあ、一年終わったということで、作品の最後のプレゼンと感想みたいなものを述べる。大人数いるのに、一人一人になったので、えらく時間がかかった。
最後に、総合ディレクターでもある某大学教授が、写真や映像の社会化についてお話された。
この2006年度というのはyou tubeの爆発的普及により、これまで、文字、写真だけでなく、映像がインタラクティブなあり方をもつようになった時代性を指摘された。そして、個人個人が写真だけでなく、映像、文字を総合的に捉え、社会(不特定多数のだれか)に向けて発信し、賛否両論を経て、表現したことにより社会の認識に議論を呼び起こすことが、今後ますます増えてくるだろうと言っていたように思う。
明言はされなかったが、そういった議論を呼び起こすこと、既存の認識、知覚に懐疑を与える変化を「社会化」というコトバを使って述べていたように思う。

疑問に思ったのは、表現するということが、写真だけでなく、映像、文字など多角的にどんどん手段を用いて、インタラクティブな表現を持つ現代性という点である。時代がそうであるとすれば、じゃあ、写真独自の「社会化」やインタラクティブなあり方って何なの?と思った。もし、写真独自にこだわることが時代遅れというなら、みんな映像だの何だの総合化して表現すりゃいいじゃないの。

後で、スタッフの一人が、あれは自分で撮った写真が潜在的にせよ、社会の文脈とどこかでつながっているという意味ではといっていたが、それなら、自分が撮りたいものを撮って悦に入っていることもすでに「社会化」になってしまうし、やはり表現ということは、観てもらって、伝えたいことはちゃんと伝えようと工夫することが重要になってくると思う。
パーティがその後あったのだが、三人、この間の展示で、気になる表現をしていた人がいたので、その人たちといろいろ話できたのは大変ためになった。

あと、スタッフの人とバカ話。写真以外の点でダメだしされた。カッコつけすぎだの、バカになれだの、正直ほっとけと思う。悪気があって言ってるわけではないとわかっていても。
また、今回展示した内容について、なぜという動機面を結構追及する質問も多かった。しろと言われれば出来るけど、動機に関する私的理由まで追求されると少し私にはキツイ。
私的動機なんて、今は必要ないと思っている。
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by stoneroses8010 | 2007-03-26 00:19 | photo


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