2008年 03月 06日

展示中

ちょっとひと段落つきました。ただいま、展示の最中です。

日曜は搬入。実は、搬入、祭りのような雰囲気が好きで普段使わない筋肉酷使したため、終わった後はもうカラダがガタガタ。いい疲労感ではあるんだけども。
前日に本を返すついでに、いつもお世話になっている写真家の方に、今回出す作品のことを少し話したら、「んー、まぁまぁの大きさじゃない」とのこと。
それなりにはしたけど、やはり会場で見ると「まぁまぁ」かも。
まあ、私としては、コンセプトなき大きさはムダにデカイだけなので、計算はしている。

火曜は院の時の友人が見に来てくれて、いろいろお話。自分の作品に対しても、他の作品に対しても、気づかないところを色々指摘してくれて、かなり新鮮だった。
その後も、少しお茶して、いろいろお話。楽しいひと時でした。
別れた後、地理的にも時間的も、「≒草間弥生」が観れる!と思ったので、さっそく映画館へ。
草間弥生のドキュメンタリ。時々、草間弥生が自分の詩を朗読するのだけど、詩の内容が素晴らしくて、目を閉じて聴いていたりした。普段からわかっているハズなのに、彼女の作品の曲線的な部分がやたらと目に付いて、グリッドを好んできた私にとって、グリッドのなかに曲線をくんずほぐれつしながら集約させていくことって単純に面白いなと思った。

水曜。職場で数少ない私はこういうこともしているということを知っている友人らをギャラリーに連れて、仕事帰りに写真を観てもらう。以前も見てもらったことがあるのだけど、今回は以前よりも好感触だった。わかりやすかったというのもあるだろう。
その後、飲み。私自身、久々に飲み。酒で酔う時間がもったいないと思いつつも、たまにはいい。

木曜。大丸ミュージアムで、「20世紀の巨匠」と銘打った展示を観に行った。たいそうだが、要はキャパやアンセル・アダムス、ケルテスら20世紀のメジャーどころの展示。そうとは予想しつつも、やはりプリントが観たくて行った。
最近、思っていたけど、やはり絶対的な白って不要かもと思った。まあ、ごくわずかな部分で絶対的な白はあるんだろうけど、それが目立つのって、少なくもとも今の私にとってはどうなのかなと。エルンスト・ハースのカラーは、今主流の明るく淡いカラーの真逆でそれがなにかものすごく新鮮に見えた。

コトバにする、人と話す、触れる。その場の空気。そのコトバになる前、もしくは後、ただ撮る。そういう身体と一体化したやり方がうらやましく思える半面、なんだか疑問にも思ったりする。私はそういうスタイルじゃないので。けど、それがコンセプトとしても、造形的にもバッチリと決まった時、とてつもない強さがある。
だったら、私はなぜそうしないのだろう。いったい何をしているのだろう。
ただ、その空間に対しての身体感覚、記憶、見え。対峙しているもののアプローチの痕跡、そんなものを機械の目によって再構築をしている。手段は異なれど、多少ベクトルは近いのかもと思ったりもしている。
今回出しているものは、実験的でもあり、反応がすごく楽しい。ある人には「ただの○○じゃん」とその人の視覚経験の中に納まってしまうこともあるだろうけど、それはそれで一つの感想として貴重でもある。
一方で、いやいや、わかりますよと感想を残してくれた全く知らない人もいたりして、今後どうするかを考える上で、重要な時間になりそう。
さらに観に来てくれる人が増える週末が楽しみである。
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by stoneroses8010 | 2008-03-06 23:42 | photo


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