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2007年 05月 20日

予測不能 あぁ、ロバートがない。

予測不能なできごとのため、シゴトにやられ倒された週だった。おかげで(色んな意味で)楽しみな都市学の講義もパスした。
土曜も昼間少し出勤。夜からは、就職したばかりの友人との飲みでかなりストレスは解消された。

で、今日は、写真のクラスへ。午前はそこにある暗室の利用方法のレクチャ。午後は、これまでの作品のプレゼンと今後の方針の提示。

自分のなかでは、今後の方針はかなり詰まっていたつもりだったけど、とある写真家の人と話しているうちに、どうもすぐ頭打ちになってしまうんじゃないか、もしくは多く撮ったとしても、ある程度の視点のフォーマットを統一させないと伝わらんのではないかと不安になってきた。
(これがまた、難しいんだよなぁ。たとえば、地平を撮るとしたら、地平と空の面積をすべてにおいて同一にさせなければならない点とか)

悶々として、併設の図書館で、ザーッと写真集その他諸々を見てみるも、どうも脳にひっかからない。(だいたいロバート・アダムスがないなんて!)
そうこうして帰ろうとすると、スタッフの人が、「ああ、そうそうこんな写真集どう?」と、さりげなくとある写真集を見せてくれると、これがなかなかのヒット。
さっそく借りる。最後の最後で、少しだけ、ホッとした。
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by stoneroses8010 | 2007-05-20 23:07 | photo
2007年 05月 14日

デンバー

今週は、本当によく金を使った。病院に通院2件。飲み1件。フィルタ、フィルム類購入。撮りに行くにも当然移動に金がかかる。来週は、セレクトから、伸ばしをつくる予定なので、さらに金がかかる。
もっぱら、写真関連なのだが、写真は本当に金がかかる。だが、後悔はしていない。好きだからとか、夢中になれたからとかそんなキレイな理由じゃなく、もうここまで使ってみたら、いくらか数えるのもバカらしいし、費用対効果なんか計れるわけもないし。物理的消費に関して考えると要は、後悔する段階をもう通り越している。

飲みは、東京から来た友人からのお誘い。英語堪能なるその友人から、英語習得について色々と。住んだら早いのはわかっているけど、日本でもできることってないわけじゃないしね。
今の自分の制約の中で、できることのみを考える。

都市学の講義は、アメリカの現代都市をテーマとして、事例にデンバーを扱っていた。
要は、都市のドーナツ化現象が進んでおり、貧困層は、移動できないから都市の中心に残り、活気がなくなる。中上流階層は、モータリゼーションの影響もあり、郊外に住み、それらの消費に応じた大型ショッピングモールもデンバーの郊外を取り囲むようにあるとのこと。
こうした対策のために、中心と郊外を結ぶために、公共交通機関網を整備する動き(新路線の配置など)が進み、何とか都市の中心に人を呼び込もうとしているらしい。その求心力として、中心地にショッピングモールを作るという(また?!)、なんとショッピングモール好きな都市なんだろうと思うぐらいの政策を展開しているらしい。
講義していた方は、それが現実的と言わんばかりの言い方をしていたけど、実際現場では、もっと人と人をつなぐような、中心地に人を呼ぶためのヒューマンウェアというべきつながりが深層にできつつあるんじゃないかなと思い、その辺を質問したら、まともな返事が返ってこなかったので少し残念だった。
都市学って名を打っている割には、表層的な面の話しかできてない。
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by stoneroses8010 | 2007-05-14 00:07 | arts全般
2007年 05月 06日

JAZZストリート スティーブン・ギル(GW後半戦)

GW後半
5月3日
まず、撮るということにした。今年度末に向けての方向性を固めながら。
3月の展示で自分が撮ってきたものに対して、なぜそうしてきたのか再度自問自答しつつ、この撮っているものの仕上がりで今年度は行ってみようかなと思う。
「新世紀」が近いので、公募にかける作品の仕上げ方も考える。
んー、時間が足りない。
5月4日
友人と高槻JAZZストリートを見に行く。
野外、店舗いたるところでジャズの生演奏が行なわれる。いろいろ調べると、まちづくり株式会社が仕掛け人みたい。ここではボランティアについて触れられているけれども、確かに現場ではボランティアの活動が本当によく目立っていた。交通整備からごみひろい、MCなどなど。ボランティアの年齢層もかなり若く(中学生ぐらいの子もいた)、活気付いていて、本当に感心した。
JAZZの生演奏を見るたびに、くすぶっていた楽器欲がまた高まりだす。ピアノがいいね、ピアノが。
たまに、バンドのMCで、これからメンバーの仕事の都合で休止しなければならないということをよく聴いた。残念だけど、プロでなくても、仕事しながら、ここまでクオリティを高め、楽しんでいる彼ら、彼女らは素晴らしいなぁと思う。

5月5日
当初の都合が流れてしまったので、兵庫県立美術館ギャラリーで「関西写真家たちの軌跡」展を見に行く。
ハナヤ勘兵衛、平井輝七、小石清らの写真を見ることができた。あと、「現在活躍中の(関西)写真家」という触れ込みで膨大な写真の展示があったがほとんど知らなかった。
某雑誌などの公募に参加してくるような写真ばかりで、まったく心に響かなかった。
梅田に戻って、HD320Gを30分迷って買う。これでHD不足を解消できるなら、安い買い物と思う。
最近考えてモノを書く行為がちょっと嫌になり、感覚に任せて、ザーッと、様々なことを書くことが多い。時間をかけたらダメで、短時間で膨大に書くことがポイント。後日見ると、たまに、このコトバ面白いなと拾ったりすることが出来る時もある。

5月6日
雑事をして、髪を切ること以外はとくになし。
お金かけずにフリーウェアなどでラジオをPCに録音したいので、その設定で半日をつぶした。
GW中、スティーブン・ギルという写真家が気になったので、サイトで調べて、workをいろいろ見る。コンセプチュアルな面がありながら、それにそったポートレイト、スナップを主流としている。「Invisible」というシリーズの注意を促すバズの作業員の姿が街の風景に同化してしまい、見えないものになってしまっているというコンセプトは秀逸であり、観察力がたいしたものだと思ったり。
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by stoneroses8010 | 2007-05-06 22:44
2007年 05月 04日

飯沢 小学校の同級生 バベル (GW前半戦)

4月28日
出勤。休日がつぶれてしまってと思ったりするも、金銭的なことやいま出勤することである程度の時間が後日用意できると思い、なるべくポジティヴに過ごす。

4月29日
写真のクラス2年目の初日。
このクラスは、入学式(?)に飯沢耕太郎氏を毎年呼ぶ。
飯沢氏は、ワールドカップでの日本の惨敗を引き合いにして、写真の「世界標準」について話した。つまり、写真表現のあり方には、世界標準があって、日本でいくら受けていても世界ではどうなんだろうって現状があるということ。無論、日本写真には、日本写真のいいところ、つまり日本人にしかわからないような、細やかというか繊細というな叙情的表現(むう、コトバにするとわかりづらいけど、川内倫子とか佐内正史のようなもの)があるのだが、それは、あー、そうそうわかるわかると日本人どうしがうなづき合うような感覚的なものであって、それがまだ、世界を揺るがすものにはなっていない。よって、それを世界基準にまで伸し上げるようなものが必要といっていた。
それを「俳句的」な写真と表現していたが、私は「連歌」に近いなと思った。というのは、一人が謡い、それを次の人が、その歌の叙情を「あー、わかるわかる」と読み取って、自分の歌でつむいで行くような双方向の感覚が共通していると思ったからだ。
この「世界標準」の考え方には、どちらかといえば、賛同する。
佐内が出てきてから、アマチュアにしても、わけわからない写真が多くなってきた。ちゃんと説明しろとは言わないが、自分が何を捉え、どう表現するのかという明確な意志があるのとないのとは、すぐにわかる。
ここまでは、飯沢氏の言い分は昨年に比べて、よくわかったが、後半がよくなかった。
近年の写真表現を写真集を使ってレクチャしてくれるのだが、説明が感覚的、つまり「あー、これは面白いよね。」とか、この「突き抜けている感じいいよね」とか、もう観ている人を置き去りにしている状態。まあ、写真集ってのは、人にスライドで見せられるんじゃなくて、自分で手に取って見て、感じるものなんだけどね。

で、その後、軽めの一次会のパーティで衝撃的なことが起こった。
なんと小学校の同級生に出会った。彼は、映像のコースで昨年、講師で来ていたのだが、本格的に自分の作品に映像の概念を盛り込みたいと思い、コースに入ったと言うが、彼自身、もうかなり名が知れている現代美術家である。(名前は出さないが、日本のミュージアムや海外で個展やったりできるほどの人)
私は彼がそれほどの存在になっていることは、もう何年も前から知っていたが、作品を見に行くことはあっても、連絡は取らなかった(ミーハーっぽいし)。
会わないだろうなと思っていたら、出会ったのである。話しかけてみると向こうもすぐにわかったらしく、2次会にいって終始話す。小学校の同級生がどうしているとか、住んでいるところ、近況、そして作品について。
ものすごく刺激になった。彼も忙しいからあまり映像の学校には来れないと言っていたが、写真のクラスも隣接しているようなものであるので、ウチのクラスの動向はすぐわかる。彼が観るか見ないかわからないが、一年後ぐらいに成果を見せる段階で、中途半端なものは見せられないといいプレッシャーがかかった。

でも、そういうの抜きにして、小学校の同級生に会うってことが、素直にうれしかった。

4月30日
昨日のボルテージをそのままに、「写真新世紀」展へ。
清水朝子の「on her skin」がよかったな。テーマはでかいんだけど、地球と人が呼吸しあっているような空気。
あー、文章化するのが、なんか難しい。もう観てくださいとしか言えない。
写真がわからないとかうそ臭いって言う人いるけど、こういうのが展示されているのを見て欲しい。(あ、あと写真ってウソをつくからね。それが「うそ臭い」とか言われても、もともとつくものなんだからしょうがない。写真がリアルとか客観というのも一つのパラダイムにすぎん)

その後、撮る。自分がなにをどう捉えて、どう表現したいか自問自答しながら。この時間が今、一番ツライ、けど貴重。

夜に「バベル」を観る。
昨日の「世界標準」じゃないけど、日本人じゃ撮れないものだなと思った。構成力が強い。
終始、「家族、絆」というテーマを押しつぶすように問いかける。それは崩れ去るようなモロさもありながらも、しっかりと積み上げていくもの。私は、好み。
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by stoneroses8010 | 2007-05-04 00:36 | arts全般