確証はない。それを信じるしかない。

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2008年 11月 25日

彼岸の芸術

携帯を修理に出し、パソコンが壊れ、今度は車から異音が。
修理かと思ったが、それは免れることができた。安心。
PCがなければ、スキャニングできないので、どうも手持ちぶさたになる。
暗室でプリントしてもいいのだが、大判引き延ばせないのではどうもおっくうになる。
なら、どうすればいいかと考えれば、来るべきときに備え、ギャラリー回ったり、撮るしかないというわけで。

和歌山県立近代美術館「彼岸の芸術」
ルドンやムンク、瀧口修造、具体までいろいろ。
まあ、要は、ここのコレクションを使って、私たちの日常(此岸)と彼岸をつなぐ窓のような存在となりうる美術作品をつうじて、なにかひとつ精神の高みにのぼったような、意味やら時間から場所やらが溶解した崇高さをもつ世界とコネクトするというコンセプトです。
マークロスコを座ってみることができ、その横の壁には杉本博司さんの写真が左右に3点ずつ。「海景」のシリーズと「シアター」のシリーズ。
この取り合わせが先ほどのコンセプトに最も通じるものがあったように思う。
なぜ、こんなに見入ってしまうのか。
なぜ、写っているもの、描かれているものが、単純なのに、すべてから解放されたような感覚をもつのだろうか。
それらには、目に見えないものが形になっている。

年末は東京に行ってみたいですね。
柴田敏雄さんが写美で。津田直さんも一度見てみたい。資生堂ギャラリーでやるようだ。段取りしようっと。
その前に12月上旬の今年最後の撮影(泊まりの)を行う。
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by stoneroses8010 | 2008-11-25 23:08 | arts全般
2008年 11月 16日

gallerism

いま誰の作品を直に見たいかと聞かれたとすれば、マークロスコを挙げるだろう。対象と向き合い、複数の感情が喚起されたときの視覚体験。それが形となる。
ロスコが見たいと思っていたら、こんな企画がありました。
和歌山県立近代美術館「彼岸の美術」
行ってみようと思います。ルドン、クレー、そして杉本博司。やるなぁ、このキュレーション。

「gallerism」@大阪府立現代美術センター
現代美術センターの2つの展示室を使って、各ギャラリーが作家の紹介兼ねて展示するもの。一気にファンになってしまった山本昌夫さん目当てでいったが、それ以外にも面白い作品ありましたね。各ギャラリーが持ち寄るので平面、立体様々あります。寺田真由美さんのモノクロ写真を見ては、作品の展示の方法について考えさせられた。香山洋一さんの油彩の風景もよかったな。自分が脳裏にこう焼き付いた、つまりこう見えていたということを平面に落とし込む。ちゃんと世界を見ている気がした。
山本さんは、out of placeで見た時のほうが、断然良かった。やっぱり空間が左右する作品だから、個展で観るのが一番いい。
そこで、ばったり知人と出会い、ギルドギャラリーから来たというので、私は北上して、ギルドやら西天満のギャラリーを徘徊。
最後に持っていた広角の大判レンズをうって、準標準レンズに買い替えてきて帰宅。

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by stoneroses8010 | 2008-11-16 00:39 | arts全般
2008年 11月 13日

勝又邦彦さんのレクチャ

今更ながら、9月下旬にあった勝又邦彦さんのレクチャの話。

勝又さんと話ができる。ということで、来られる前から私のテンションはちょい上がっていた。PFも一つ持ってきた。むろん見てもらうために。
勝又さんは、自然の現象(夜やら光やら)をただ、視覚的に見た現象として捉えるのでなく、そういった現象が我々にもたらすものを歴史的に、文化的に捉え、形にする。そして、それを美術史や写真の文脈にどうおくことができるかということを行っている方で、実はファンである。
レクチャの内容も、ただ自分が見たということや自分のなかで自然発生的にでてきた興味をどう概念として捉え、それを写真として形にできるかというものだった。
なんか、わかりにくいけど、感覚をそのまま平面にトレースするってもんじゃないんだよなぁ。そうした感覚や視覚の体験を、どうしてそう見えるのかということを学術のようなアプローチで探っていって、解釈し、美術史のなかに接続しようとしている。(ような気がする)
形ってのは結果であって、それを形として成立させるための思考や作業のディテールに重きを感じた。

私は、技術的な面の話をよく聞いた。大判なのに夜がよくとれますね。それは、蛇腹のコントロールが目視できるときに行うのですよとか
PFに対しては、最初は無言のまま、パラパラとずっと繰り返し見ていただいて、「あれ〜、ちょっと反応薄いなぁ」と思っていたら、これは完成度が高いねとのお言葉、今度展示の機会あれば、教えてくださいとのお言葉をいただいたので、レクチャの後の飲みで名刺交換させていただいた。
私はそのとき、名刺を持ってなかったので、仲間の協力によって急遽手書き名刺を作った。いや〜ありがたいねぇ。

● 写真一枚には、一つの時間が定着している。違う時間違う角度を同一の空間で接続するとどうなるのだろう
● 自然の中には時間の概念がなく、時間は人間が管理するものでしかない。昨日の10:00と今日の10:00はどうちがうのだろう。
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by stoneroses8010 | 2008-11-13 22:07 | photo
2008年 11月 11日

HD、ふっとぶ

メインPCのハードディスクがクラッシュしました。
いま、サブのMac(ibook)でその場凌ぎをしてます。
バックアップも7割ほどしかできてなかったので、ショックは大きいです。
あー、怠るんじゃなかった。
ディスクの重度の物理障害だったので、復旧をあきらめました。
データの復旧業者について、いろいろ調べ、勉強させてもらいました。
(結局どこにもディスクは出さずに、依頼も出さないということにした)
詳しくは書きませんが。

やはりパフォーマンスの高いデスクトップが必要だったので、早急に買いました。
もう、買い替えなければならないなと思った矢先の出来事でした。とほ。

みなさんもバックアップはこまめにね。
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by stoneroses8010 | 2008-11-11 21:44 | その他
2008年 11月 07日

山本昌夫展

ぼちぼち時間も出来始めたので、少しずつ更新。
色々あって、時系列ごとに書くことができればいいのだけれど、そうなってくると後追いの整理に追われているようなので、思い出しつつ、一つずつ書く。
アメリカでもいろいろあったんだけど、時間がなくまとめきれてないので、また後日。

山本昌夫展@Gallery OUT of PLACE
私がmio用の額を探しているときに、相談に乗ってもらった学校のスタッフの方の勧めで行ってみた。その方も言ってたけど、目からウロコの展示方法だった。
大小さまざまなイメージ群(写真)が理解しがたいあるのかどうかもわからない規則性をもって配置(?)されている。
各イメージの隣接する関係性とか色などはなかなか読めないのだが、一つの空間を作り上げることに見事に成功している。
ティルマンスとはまた別の空間。日本的というのだろうか。
大阪府立現代美術センター「gallerism」でも出展するので見たいところ。

現在、個展を見据えてギャラリストの方に写真を見てもらいながら、進めている。時期は未定なれど、最低でも来年の今頃までにはと考えている。

この間、大学時代の後輩の披露宴(?)の二次会で、フリーランスのカメラマンをやっている後輩に久々に会って、色々話した。仕事のことやら撮るということやら。
現場は9割デジタルなので、持っているCP32を譲って欲しいと(強制的に)言ってみるも、そうなると商業カメラマンになるのでそれだけはという。まあ、当然は当然なのだが、考えさせられるものだった。
そのとき、写真仲間のことを思い出す。彼らはかなり自分のつくっているものを世に出そうとすることに精力的で、いつも刺激をうける。
好きなことに向き合い続けることは、悩ましくも楽しい。
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by stoneroses8010 | 2008-11-07 01:12 | photo